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2007年7月31日 (火)

宇都宮・餃子 鹿沼・川上澄生美術館

そして、以前からずっと訪れたかった鹿沼にある「川上澄生美術館」へ。
私が彼の版画を知ったきっかけは恐らく内田百閒の随筆か何かを読んだ時だったような記憶がありますが、今となっては定かではありません。百間は唯一「王様の背中」と言う童話も出していて、その挿入画も良い感じの版画でありましたがそれは別の方のさくひんであるようですし……。
兎に角、版画そのものが好きなんですが、川上澄生の版画は特に好き。
具体的に好きな部分は上手く表現できないけれども、版画って動的なものではなくて一瞬を静止させて描き、現世とは似たようで違う別世界、パラレルワールドを見ている不思議な感じがするんです。

100_2530 展示作品は彼のすべてが見れるわけではなくてその一部をテーマに沿って展示しているので私にとっては物足りない物でありましたが、それでも実物の作品を見れたことは感激であり、そして彼の誕生した地が横浜の紅葉坂であるとのことで、これまた私の地元ということを知りえて勝手に親近感とか誇りを持ちました。
たしかに開港当時の味のある作品を沢山残していまして思わず、横浜特集の図録を購入してしまいました。

作品紹介はこちら(和みます♪)→http://www.city.kanuma.tochigi.jp/Kyouiku_a/Kawakami/collection/collection.htm

と、お腹もココロも満ち足りていい気分のところ、更にその身体を仕上げるために近隣の温泉「ろまんちっく温泉館」へ。

広大な敷地を有し、宇都宮市民の一大レジャースポットのような佇まいであるろまんちっく村は意外にも空き空き状態でありました。
経営状態を勝手に危惧しながら入ったお風呂は広くて気持ちがよかったです。特筆するべきことは内湯に使われている大谷石です。
大谷石はこの地特産であり、地産地消ではないけれど地元の物を使用するということは良いことだと思うし、何よりこの白くて柔らかい石は私を和ませます。
もっと大谷石を使っていることをPRしてもいいんじゃないのかな~等と勝手に経営方法に意見してみたりしながらも雨で冷えた身体はばっちり温まりました。

通常、小旅行はこれで帰路に着く訳ですが、やはり宇都宮といえば餃子。
これを食さずして横浜に帰るわけにはいきません。

100_2532 まずは、取り寄せで家でも食べている正嗣へ。とりあえず焼餃子と水餃子を食べる。
というか、メニューはそれしかないんですけれどね。
店で食べると一人前170円。安!旨!
そしてお持ち帰りよう冷凍餃子5人前(800円)を三つばかりお土産で購入しました(今日はそのためにクーラーボックスを持参しているのだ)。

100_2534 次に訪れたのが味噌餃子を食べさせる「龍門」です。
ガイドブックに出てたので行ってみたのですが、写真で見ると葱の装飾が目に留まるのですが、こういったギミックを行っている餃子店はあまりありません。私の持論として美味しければ流行るし定着する、というのがあるのですがチャレンジの結果……やはり餃子はシンプルなのが……という感想です。

100_2535 二軒で〆る予定でしたが不完全燃焼なのでもう一軒行くことに。
シンプルな羽餃子を食べさせる「めんめん」
店頭にも何人か並んでいて期待が高まります。
食した感想はやはりシンプルな餃子が良いと。
正嗣よりお肉の味が強くてこれまた美味しく頂きました。

と、再び腹も満足したので台風で荒れる東北道を南下し一路横浜へ。
川口の料金所で「割引1350円」と言う表示がでたのでビックリです。
朝はダメだったけど22時過ぎていたので深夜早朝割引が適用されたみたいで半額になっていました。
意図してるとダメだけど意図しないと割引される、と言うのは先日の静岡ドライブと一緒の結果でありました。
それに自然散策、アイス、温泉、日本食(丸子のトロロ汁や今市の蕎麦)、ジャンクフード(富士宮やきそば・宇都宮餃子)ってパターンもそっくりで、
私にとってお気に入りのパターンであるドライブの王道ですな、これは。

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2007年7月27日 (金)

王道ドライブ~ニッコウキスゲ・今市蕎麦

台風四号が関東地方に迫り狂う中……
ニッコウキスゲが見頃だ、ってことや他の用事も含めて久しぶりに栃木方面にドライブしてきました。

まずは最近のパターン。
早起きして早朝・深夜割引を狙いますがまたしても20分遅れで川口ICに到着で割引になりませんでした。
横浜から東北道入口(川口IC)までは距離があり6時追加はキツイです。
気を取り直して、途中で仮眠しながら、霧降高原に向かいます。
現場は霧が降ると言うより霧雨が降る状態でありました。

100_2477 合羽を着込み、ニッコウキスゲが自生する場所へリフトを乗り継ぎ向かいます。
リフトに乗るなんてスキー以外では初体験です。
ニッコウキスゲはリフト沿いに群生し、霧の中で幻想的に咲き誇っていました。
思わず沢山写真を撮りまくってしまった。

100_2498 その後、近所の大笹牧場で牛乳とソフトクリームを食し、「ミルク餅」を自分のお土産として購入。
これは数あるお土産の中でもかなりお気に入り。
やわらかいわらび餅の中にほんのり甘く濃厚なブラウンスイス牛の練乳が仕込まれているんです。冷やして食べると旨々なのです。

100_2529 日光(今市)周辺は町興しとしてソバにも力を入れているようで、調べてみると本当に沢山のお店があり、それが盛ソバなんてだいたい500円くらいで食べれる相場なのです。
ソバ大好きなんですが、いつも思うのが都会にある蕎麦屋はたしかに美味しいのですが、お洒落で、量が少なくて、高い、っていう感じのお店が多くて不満なのです。
で、今日訪れたのが挽きたて・打ちたて・茹でたて蕎麦の「三たて蕎麦・長畑庵」。

100_2528 辺鄙なところにあるのにも関わらず、お店はほぼ満席、ひっきりなしに客が往来しています。
メニューは蕎麦だけで、2,3,4・・・人前を2、3、4合って呼び、10人前は1升です。
4人家族の方がその1升をオーダーしておりました。
で、写真はは3合(1350円)。蕎麦は細くて柔らかいながらも腰があるもの。
薬味、つけ汁もたっぷり、蕎麦湯もトロリ濃厚で大満足でした。

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2007年7月13日 (金)

静岡に食行・丸子トロロ汁・由比桜エビ・富士宮焼きそば

静岡って言えば、東名使って琵琶湖に釣りしに行くときなんか、もう殆ど静岡県をひた走り横断するって感じ。現に東海道五十三次の内二十二の宿場町が静岡県内にあるのだから当然のことなんでしょうけれど、全く大きな県であるという印象が私の中にはあるんです。
また、静岡~東海地方~は関西と関東の間であるからか、双方の影響を受けつつも独特な文化があるという印象があり、特に食文化というか「静岡の食べ物」について興味は尽きません。

思いつくままに挙げてみても、浜名湖のウナギ、静岡のオデン、富士宮の焼きソバ、富士吉田のウドン、由比の桜海老、丸子のトロロ汁、温暖な気候を生かして生産される果物類、駿河湾で獲れる新鮮な魚介類、また最近では浜松の餃子なんかも注目されていたり、とにかく枚挙暇ないのです。

そんなんで、一回の食行(釣行、旅行から作った造語)ですべてを食べつくすなんて無理。

今回はその一部を楽しんできました。

まず、食べるのも好きだけど、古い町並みを散策するのも好きなんで、東海道五十三次、岡部宿~丸子宿の間にある宇津の谷峠とその周辺の集落群を目指します。

ところで、朝起きは三文の徳を正に実践しているのがETCシステム。
6時までに横浜ICに入ればその先100Km区間の料金はなんと半額!となっちゃうという具合。
例えば横浜~沼津までなら通常2400円が1200円。
すばらしい!
と言うことで早起きしたのですが、結局横浜ICに着いたのは6時半過ぎ。
残念ながら三文の徳はなしえませんでした。

さて、そんな訳で一旦沼津で降りて高速を乗りなおすと行った庶民的小細工をせず、一気に焼津ICまで行き、目的の一つである「宇津の谷」へ。
「宇津の谷峠」は遠く1100年前の平安時代から鎌倉時代を過ぎ、室町時代にいたる700年間、都と東国を往来する旅人が利用した道で、その中でも「蔦の細道」は伊勢物語(勿論読んだ事はありません)にも記録されている古道であります。

朝早いためか全く観光客とかハイカーはいなくて独占状態。きっと当時もこんな感じで静かだったんだろうなぁ~等と感慨に耽りながら、せせらぎの傍らに不規則に積まれた石路を滑らないように上っていきます。

Dsc_0003 一見、木々が覆いかぶさるように乱立しているため鬱蒼とし、しかも水際とあって涼しげな印象を持ちますが歩き始めると全く持って大間違い。
せせらぎのお水が十分に蒸発し、マイナスイオン効果どころか空気は飽和水上気圧、湿度100%状態なのです。
なので、汗を掻いても全く蒸発しないのでアッと言う間に被服はビショビショ&小さな虫たちが群がりまくり。
幸い着替のTシャツを持ってきていたのですが、開始早々に着替えタイムになるとは予想外でありました。

その後、丸子側に残存する宇津の谷の集落を見学しました。
景観を保った町並みは情緒があります。

Dsc_0040 多少、人工的(なんか矛盾した表現ですが)に手を加えられている部分もありますが、こういった雰囲気が私は大好き。
他にも付近には古い隋道等もあり散策にはうってつけな場所でしょう。

100_2422 散策でお腹も減ったので、トロロ汁で有名な丸子宿「丁子屋」にイン。

100_2414 ここも藁葺屋根の店構えで歴史を感じさせます。広重の絵巻にも描かれてるくらいです。
トロロ汁は麦飯との相性もバッチグーです。

二人で言った場合は二人前頼むのではなくて一人前で十分。
一人前でもお櫃に入った麦飯は二人前は十分にあるんです!
その分他のサイドメニューを頼んだ方が色々と楽しめますし、
食事を控えれば次のグルメポイントにも影響が少なくすむでしょう。
ちなみに私は自然薯のムカゴの素揚げ(これが美味い!)と自然薯を混ぜ合わせた卵焼きを頂きました。
ムカゴはビールのお摘みにも、そしてトロロ汁にトッピングしても美味しいです。
また、卵焼きは自然薯のもっちり感が加わり上品と言うより素朴な味が楽しかったです。

100_2423 そして、この時期はやっぱり桜えび。
桜えびと言えば由比ですな。
由比漁業協同組合が漁港の敷地内でやってる食堂にフラっと立ち寄ってみました。
メニューは桜エビの~かきあげ丼、かきあげ蕎麦、かきあげ、沖あがり汁、味噌汁といたってシンプル。
私は桜エビ丼(600円)を頂きました。桜エビの甘さとふっくらとした食感、そして衣のサクサク感が堪りません。
お値打ちな逸品でありました。

食後の昼寝をし、由比宿を散策し一路富士宮へ。

100_2434 まず訪れたのがミルクハウス井出牧場。
ホルスタイン・ジャージー・ブラウンスイスと三種類の牛乳から作ったアイスが食べれます。

そして天母の湯でリラックスタイム。
泉質はたいしたことないですが、空いてて露天からの眺めも中々でお値段もリーズナブル(400円)。

そして、100_2442 旅の〆は富士宮名物・焼きそばじゃ。
伊東というお店に行ってみました。
麺が特徴ありとのことだったのですが、噂どおりのB級ぐるめ。
1000円以内で(と言うか五目そば大盛でも630円)楽しめちゃうなんてステキです。ウミャ~を連発し名残惜しくも帰路につきました。

富士ICから東名に乗って八時半くらいに横浜町田ICに到着。
料金所の電光掲示板は何故か「割引:1450円」という表示が。
いったいどうして半額割引なんだろうって思い帰宅後調べてみたら「休日渋滞割引」なる社会実験が行われているそうで、まぁ全く渋滞してなかったんですがこういったシステムはいいことです。

Dsc_0032 梅雨時ながらなかなか有意義な休日でした。
これからもETCを巧く賢く利用してまた遠出したいものです。

休日渋滞ポイントにおける時間帯料金割引の社会実験
日曜・祝日に首都圏の渋滞ポイントを含む区間に指定された入口IC及び出口ICを利用し、入口ICまたは出口ICのいずれかの料金所を20時~22時に通過すれば5割引になります。

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