夏のタイムマシーン 村田屋@天王町
「甘酒」が夏の季語であることにびっくりした昨今。しかし、夏の食べ物で一番に思い出すものといえば「かき氷」じゃないですか、やっぱり。
たしかに「甘酒」に含まれるビタミン・アミノ酸は医学的にみても夏ばて防止には良いものの、やっぱり夏と言えば体温の直接的冷却効果が期待できる「カキ氷」に止めを刺すと思うのは私だけではないはず。
そんな季節もののカキ氷であるからして季節限定開店なのが天王町・大門通りにあるカキ氷処「むらた屋」です。
名物の一つである氷みかんはキンキンに冷やした缶詰ミカンの果肉をタップリ敷き詰め、というよりてんこ盛りにし、その上に氷を軽く乗せたもの。
素早く食べないと単なるミカン水になってしまうところが時間との勝負で食べるのが楽しいです。
また、そのカキ氷はお店のテレビに映る高校野球、店内のメニュー板などのレトロ感も相まって、自分が小学生である気分、もしくは小学生時代を思い出しながら味わうことが可能。
カキ氷一杯でタイムトリップできるなんて素晴しいじゃないですか。
勿論、リアル小学生も大挙押しかけて、様々な色のかき氷を美味しそうに掻き込んだり啜ったりしています。
彼らも何年か後にこのお店に訪れたらきっとタイムトリップできるんでしょう。
そういった意味でも永く続けてもらいたいお店の一つです。
「掻き込んで、最後は啜って、かき氷」
「沢山の メニューに迷う かき氷」
「かき氷 いつの時代も 冷たいな」
一口メモ:寒い季節に飲むイメージのある甘酒ですが、江戸時代には真夏に飲まれていました。
江戸時代に一番死亡率が高かったのが夏。ビタミンや必須アミノ酸といった人間にとって不可欠な物質を多く含んだ、日本版の飲むヨーグルトは夏バテ防止の栄養ドリンクとして飲まれていたようです。なので季語は夏とのこと。
さらに一口メモ:夏のタイムマシーンは言わずもがな小泉今日子の(加齢と共に心に染み入る)佳曲。年を重ねたワタシが若かりし日のワタシや未来のワタシに元気でやっている(いく)ことを伝えたいと言う想いを夏の暑さの中で歌ったもの。
毎年入道雲を見上げながら聴くのがワタシの恒例です。
特にワタシが気に入っている行は以下の部分です。
「夏のタイムマシーン 少女のワタシに伝えてよ
あの日探していた答えは今も出せないけど
夏のタイムマシーン 大丈夫だよと伝えてよ
あの日輝いていた瞳に負けないくらい
一生懸命泣いて 一生懸命悩んで
一生懸命がんばっているから」
そういうものにわたしはなりたい
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