静岡って言えば、東名使って琵琶湖に釣りしに行くときなんか、もう殆ど静岡県をひた走り横断するって感じ。現に東海道五十三次の内二十二の宿場町が静岡県内にあるのだから当然のことなんでしょうけれど、全く大きな県であるという印象が私の中にはあるんです。
また、静岡~東海地方~は関西と関東の間であるからか、双方の影響を受けつつも独特な文化があるという印象があり、特に食文化というか「静岡の食べ物」について興味は尽きません。
思いつくままに挙げてみても、浜名湖のウナギ、静岡のオデン、富士宮の焼きソバ、富士吉田のウドン、由比の桜海老、丸子のトロロ汁、温暖な気候を生かして生産される果物類、駿河湾で獲れる新鮮な魚介類、また最近では浜松の餃子なんかも注目されていたり、とにかく枚挙暇ないのです。
そんなんで、一回の食行(釣行、旅行から作った造語)ですべてを食べつくすなんて無理。
今回はその一部を楽しんできました。
まず、食べるのも好きだけど、古い町並みを散策するのも好きなんで、東海道五十三次、岡部宿~丸子宿の間にある宇津の谷峠とその周辺の集落群を目指します。
ところで、朝起きは三文の徳を正に実践しているのがETCシステム。
6時までに横浜ICに入ればその先100Km区間の料金はなんと半額!となっちゃうという具合。
例えば横浜~沼津までなら通常2400円が1200円。
すばらしい!
と言うことで早起きしたのですが、結局横浜ICに着いたのは6時半過ぎ。
残念ながら三文の徳はなしえませんでした。
さて、そんな訳で一旦沼津で降りて高速を乗りなおすと行った庶民的小細工をせず、一気に焼津ICまで行き、目的の一つである「宇津の谷」へ。
「宇津の谷峠」は遠く1100年前の平安時代から鎌倉時代を過ぎ、室町時代にいたる700年間、都と東国を往来する旅人が利用した道で、その中でも「蔦の細道」は伊勢物語(勿論読んだ事はありません)にも記録されている古道であります。
朝早いためか全く観光客とかハイカーはいなくて独占状態。きっと当時もこんな感じで静かだったんだろうなぁ~等と感慨に耽りながら、せせらぎの傍らに不規則に積まれた石路を滑らないように上っていきます。
一見、木々が覆いかぶさるように乱立しているため鬱蒼とし、しかも水際とあって涼しげな印象を持ちますが歩き始めると全く持って大間違い。
せせらぎのお水が十分に蒸発し、マイナスイオン効果どころか空気は飽和水上気圧、湿度100%状態なのです。
なので、汗を掻いても全く蒸発しないのでアッと言う間に被服はビショビショ&小さな虫たちが群がりまくり。
幸い着替のTシャツを持ってきていたのですが、開始早々に着替えタイムになるとは予想外でありました。
その後、丸子側に残存する宇津の谷の集落を見学しました。
景観を保った町並みは情緒があります。
多少、人工的(なんか矛盾した表現ですが)に手を加えられている部分もありますが、こういった雰囲気が私は大好き。
他にも付近には古い隋道等もあり散策にはうってつけな場所でしょう。
散策でお腹も減ったので、トロロ汁で有名な丸子宿「丁子屋」にイン。
ここも藁葺屋根の店構えで歴史を感じさせます。広重の絵巻にも描かれてるくらいです。
トロロ汁は麦飯との相性もバッチグーです。
二人で言った場合は二人前頼むのではなくて一人前で十分。
一人前でもお櫃に入った麦飯は二人前は十分にあるんです!
その分他のサイドメニューを頼んだ方が色々と楽しめますし、
食事を控えれば次のグルメポイントにも影響が少なくすむでしょう。
ちなみに私は自然薯のムカゴの素揚げ(これが美味い!)と自然薯を混ぜ合わせた卵焼きを頂きました。
ムカゴはビールのお摘みにも、そしてトロロ汁にトッピングしても美味しいです。
また、卵焼きは自然薯のもっちり感が加わり上品と言うより素朴な味が楽しかったです。
そして、この時期はやっぱり桜えび。
桜えびと言えば由比ですな。
由比漁業協同組合が漁港の敷地内でやってる食堂にフラっと立ち寄ってみました。
メニューは桜エビの~かきあげ丼、かきあげ蕎麦、かきあげ、沖あがり汁、味噌汁といたってシンプル。
私は桜エビ丼(600円)を頂きました。桜エビの甘さとふっくらとした食感、そして衣のサクサク感が堪りません。
お値打ちな逸品でありました。
食後の昼寝をし、由比宿を散策し一路富士宮へ。
まず訪れたのがミルクハウス井出牧場。
ホルスタイン・ジャージー・ブラウンスイスと三種類の牛乳から作ったアイスが食べれます。
そして天母の湯でリラックスタイム。
泉質はたいしたことないですが、空いてて露天からの眺めも中々でお値段もリーズナブル(400円)。
そして、
旅の〆は富士宮名物・焼きそばじゃ。
伊東というお店に行ってみました。
麺が特徴ありとのことだったのですが、噂どおりのB級ぐるめ。
1000円以内で(と言うか五目そば大盛でも630円)楽しめちゃうなんてステキです。ウミャ~を連発し名残惜しくも帰路につきました。
富士ICから東名に乗って八時半くらいに横浜町田ICに到着。
料金所の電光掲示板は何故か「割引:1450円」という表示が。
いったいどうして半額割引なんだろうって思い帰宅後調べてみたら「休日渋滞割引」なる社会実験が行われているそうで、まぁ全く渋滞してなかったんですがこういったシステムはいいことです。
梅雨時ながらなかなか有意義な休日でした。
これからもETCを巧く賢く利用してまた遠出したいものです。
休日渋滞ポイントにおける時間帯料金割引の社会実験
日曜・祝日に首都圏の渋滞ポイントを含む区間に指定された入口IC及び出口ICを利用し、入口ICまたは出口ICのいずれかの料金所を20時~22時に通過すれば5割引になります。